作文が苦手な子が多いのはなぜ?克服方法を考えよう!
この記事を書いた人:松本
こんにちは!松本です。
早くも11月の末、こたつとストーブを出して温まる季節ですね。
ストーブとこたつをつなぐホースがありますが、あれは革新的なアイデアだと思いますね。
さて、今回は入試でも必須の「作文」についての記事です。
CONTENTS
なぜ作文が苦手なのか
作文と聞くと、どうしても苦手意識を持ってしまう子どもがいます。理由は大きく2点です。
①書き方がわからない
作文の書き方を詳しく教えている学校はなかなかありません。
書き方を教わらずに、いきなり作文を書くというのは、子どもにとって難しいです。
②表現方法がわからない
近年のIT化等による子どもたちの読書量の減少や、語彙力の低下が問題視されています。
語彙力の低下は表現力の低下に直結します。
自分の気持ちを表現する言葉を知らないと、作文を書きあげることがなかなかできません。
作文の苦手を克服するために
苦手意識を克服し、作文を得意にしていく方法を考えていきます。
①思ったこと、考えていることをアウトプット(外に出すことを)する
「今の感情は言葉でどう表現するのか」「この場合はどう伝えたらいいのか」ということを言語化するために、アウトプット(外に出すことを)する機会を設けましょう。
友達や家族との会話では「昨日は楽しかった?」という、はい・いいえで答える質問(クローズドクエスチョン)ではなく、「昨日は何が楽しかった?」のような具体的に答える質問(オープンクエスチョン)をすることが重要です。
そうすることで、「今日何があったかな」「どうしてそう思ったのだろう」と自分の中で考えながら、言葉にして伝える練習ができます。
自分が知っている言葉の中で相手に伝えようとすることが表現力の向上にも繋がります。また、大人と話すときは、会話の中で適切な表現方法を伝えることができます。
②本や新聞を読む
日常会話ので使わないような難しい言葉は、本や新聞を読むことで吸収することができます。
文章を読むことで、会話の中にはない独特の言い回しや表現方法に触れることができるので、言葉に対しての興味の幅を広げることができます。
小説や論説文等が好ましいですが、なかなか読む気にならない子どもは、まずは漫画を通じて語彙に触れる習慣をつけるのも良いでしょう。
漫画のメリットは楽しく言葉に触れながら読み進められる点です。
また、本や新聞からは文章の組み立て方も学ぶことができます。
起承転結の書き方を意識しながら読んでみると、作文を書くときの参考になります。
作文の苦手を克服できるように共に楽しく頑張りましょう!