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【’24 福島県高校入試】接続詞soとbecauseの違い

この記事を書いた人:添田

こんにちは。添田です。

今回は接続詞のsoとbecauseの違いについて解説します。

 

接続詞soとbecauseの違い

接続詞の so とbecause は「〜なので」や「なぜなら」と訳します。

どちらも理由と結果をつなぐ接続詞ですが,つながる文の順序に以下のような違いがあります。

 

接続詞soとbecause

<理由>,so <結果> 〜だ。だから〜だ。

<結果> because <理由> 〜だ。なぜなら〜だからだ。

このように接続詞soのうしろには結果が,

becauseのうしろには理由が入ります。

 

この二つの違いを問われる問題が2024年度の福島県高校入試に出題されました。

問題

次の文をほぼ同じ意味になるように当てはまる9語を書きなさい。(’24福島県高校入試 改)

①I feel that my friends accept me, so now I have my place in Japan.

②I feel that I now have (                                                                     ).

まず,最初の文を訳します。

acceptは『受け入れる』,my place は「私の場所」すなわち『居場所』です。

よってsoの前後を二つに分けて訳すと

①私は友達が私を受け入れてくれていると感じる。だから,今私は日本に居場所がある。

となり,理由→結果の順で述べています。

②の文では先に I now have があるため,まずhaveの目的語を入れます。よって,

②I feel that I now have (  my place in japan                                                ).

が先に入ります。②の文章では,「私は居場所がある」という結果を先に述べています。

①と同じ意味にするには,「友達が私を受け入れてくれている」という理由を加える必要がありますが,

結果→理由の順になる場合,接続詞はsoではなくbecause を使います。

よって

②I feel that I now have (  my place in japan because my friends accept me ).

私は今日本に居場所があると感じる。なぜなら,友達が私を受け入れてくれているからだ。

となります。

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